地域医療連携室は、「患者さんの相談窓口」と「地域医療機関との連携窓口」として、患者さんに切れ目のない医療・看護・介護サービスが提供できるよう支援・調整業務を行っています。
回答:まずは、地域の医療機関(かかりつけ医)を受診してください。受診の結果で、当院への紹介が必要と判断された場合は、かかりつけ医の先生が地域医療連携室と連絡を取ってくださり、患者さんと相談の上、診察または検査の予約を入れていただきます。地域医療連携室で予約日時を決定し、FAXで予約票を送信させていただきます。
回答:紹介状、予約票、健康保険証などを持参の上、1階「1 初診受付」にお越しください。なお、午前中は多くの患者さんで混みあっておりますので、予約票の指定時刻までに余裕をもってお越しください。
日頃からの健康相談や病気の初期治療、慢性疾患の治療、緊急時すぐに相談できる地域の診療所やクリニックなどの身近な医師のことを「かかりつけ医」と言います。
病状に応じて、入院や検査が必要であると判断された場合には、「かかりつけ医」から適切な病院の診療科を紹介してもらえます。また、紹介状を書いてもらえますので、紹介先の病院で二重の検査や投薬を防ぐこともできます。
当医療センターでの治療が終了した場合には、「かかりつけ医」へ紹介させていただきます。
患者さんが「かかりつけ医」を受診し、より高度な治療を要すると判断された場合には、「かかりつけ医」の先生から、当院の地域医療連携室に予約の依頼をFAXでしていただきます。地域医療連携室では、予約をお取りして、予約票をFAXで返信させていただきます。
「かかりつけ医」を持ったからといって、他の医師にかかることができなくなったり、入院しにくくなるという心配はありません。
当院では、「かかりつけ医」からの紹介で、よりスムーズに受診していただき、症状が安定すれば、また「かかりつけ医」の先生に紹介させていただきます。地域全体で連携を深め、地域で完結できる医療を目指しています。
※FAX予約受付(診療・検査) 月〜金 9:00〜18:30
土曜日 9:00〜11:30 (祝祭日、年末年始を除く)
※ご紹介内容によっては、翌日または休日明けに連絡させていただきます。
TEL(0794)88-8800(代表)
FAX(0794)62-9911 ※連携室専用
紹介状(診療情報提供書)[診察予約用]エクセル形式 紹介状(診療情報提供書) [診察予約用]PDF形式
紹介状(認知症センター)エクセル形式 紹介状(認知症センター)PDF形式
紹介状(放射線治療) エクセル形式 紹介状(放射線治療)PDF形式
紹介状(大腿骨近位部骨折地域連携パス用) エクセル形式 紹介状(大腿骨近位部骨折地域連携パス用) PDF形式
予約できる検査項目
※スケジュールの都合により、検査日のご希望に添えない場合がありますが、ご了承ください(希望日に入らない場合は、紹介元医療機関さまとお電話にて調整させていただきます)。
PET-CT検査依頼書 エクセル形式 PET-CT検査依頼書 PDF形式
CT検査依頼書 エクセル形式 CT検査依頼書 PDF形式
冠動脈CT患者情報 エクセル形式 冠動脈CT患者情報 PDF形式
MRI検査依頼書 エクセル形式 MRI検査依頼書 PDF形式
核医学検査依頼書 エクセル形式 核医学検査依頼書 PDF形式
胃カメラ検査依頼書 エクセル形式 胃カメラ検査依頼書 PDF形式
エコー検査依頼書 エクセル形式 エコー検査依頼書 PDF形式
骨密度検査依頼書 エクセル形式 骨密度検査依頼書 PDF形式
PET検査ご予約の流れ | |
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検査依頼書に必要事項を記入の上、地域医療連携室へFAX送信してください。 FAX(0794)62-9911 (24時間受付) |
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検査日時を決定し、当センターよりFAXで以下の書類を送信します。
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患者さんに以下の書類をお渡しください。
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患者さんご来院の流れ | |
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予約当日、予約時間の約30分前に病院1階の「iご案内」へお越しください。 当日は以下のものをお持ちください。
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『PET検査依頼書(診療情報提供書)』及び『保険証・各種医療証』を提出してください。 保険証・各種医療証の確認をします。 ※当センターでの受診歴がない患者さんへ診察券をお渡しします。 |
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放射線検査受付21へお越しください。 | |
その後、PET検査室にて検査を受けていただきます。 ※検査結果は、後ほど当センターより紹介元医療機関へ郵送させていただきます。 |
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検査終了後、会計窓口へ診察券・会計伝票等をご提出ください。計算後、お支払いただき、ご帰宅となります。 |
※キャンセルされる場合は、検査前日(月~金曜日(祝祭日、年末年始を除く))の正午までにご連絡ください。
検査当日に遅刻されると、検査できない場合があります。
あらかじめご了承ください。
PETとは、Positron Emission Tomography(陽電子放出断層撮影)の略です。
従来のCTやMRIなどの体の構造をみる検査とは異なり、細胞の活動状況を画像でみることができ、がん、脳、心臓などの病気の診断に有効です。
我が国では、平成14年4月より保険診療が開始されています。
現在では、早期胃がん以外のすべての悪性腫瘍(がん)が保険適用となっております。
体を構成している細胞は、生きてゆくためのエネルギー源として「ブドウ糖」を必要としています。悪性腫瘍(がん)は正常な細胞よりも増殖が盛んに行われるため、約3〜8倍のブドウ糖を必要とします。
PET検査は、このようながん細胞の性質に着目して、がんを発見する診断法です。
当センターのPET-CTはPETとCTが一体型となった装置で、一度の撮影で全身のPET画像とCT画像を得ることができます。
結果、病変の位置とその範囲がより正確に判別できます。また、CT画像の異常部位についての質的評価ができ、診断能が向上します。
検査の5時間前からは食事や糖分を含んだ水分の摂取は中止してください。 | |
絶食と問診票の確認をさせていただきます。 | |
PET検査時の血糖値は150mg/dl以下が望ましいと言われています。 | |
検査薬注射前に待機・回復室、トイレ、撮影室の場所などの案内をさせていただきます。 | |
検査薬を静脈より注射します。 | |
注射から撮影までの1時間安静にして待機していただきます。 注射後に350〜500mlの水分を摂取していただきます。 |
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撮影時間はおよそ30分です。 | |
てんかんの診断又は悪性腫瘍(早期胃癌を除き、悪性リンパ腫を含む。)の病期診断及び転移・再発の診断を目的とし、次の表に定める要件を満たす場合に保険適応できることになっています。
てんかん | 難治性部分てんかんで外科切除が必要とされる患者に使用する。 |
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悪性腫瘍(早期胃癌を除き、悪性リンパ腫を含む。) | 他の検査又は画像診断により病期診断又は転移若しくは再発の診断が確定できない患者に使用する。 |
血管炎 | 高安動脈炎等の大型血管炎において、他の検査で病変の局在又は活動性の判断のつかない患者に使用する。 |
てんかん若しくは心疾患の診断又は悪性腫瘍(早期胃癌を除き、悪性リンパ腫を含む。)の病期診断又は転移・再発の診断を目的とし、次の表に定める要件を満たす場合に保険適応できることになっています。
てんかん | 難治性部分てんかんで外科切除が必要とされる患者に使用する。 |
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心疾患 | 虚血性心疾患による心不全患者における心筋組織のバイアビリティ診断(他の検査で判断のつかない場合に限る。)、心サルコイドーシスの診断(心臓以外で類上皮細胞肉芽腫が陽性でサルコイドーシスと診断され、かつ心臓病変を疑う心電図又は心エコー所見を認める場合に限る。)又は心サルコイドーシスにおける炎症部位の診断が必要とされる患者に使用する。 |
悪性腫瘍(早期胃癌を除き、悪性リンパ腫を含む。) | 他の検査又は画像診断により病期診断又は転移若しくは再発の診断が確定できない患者に使用する。 |
血管炎 | 高安動脈炎等の大型血管炎において、他の検査で病変の局在又は活動性の判断のつかない患者に使用する。 |
PET検査の料金は約100,000円で、3割負担の場合で約30,000円の個人負担となります。
北播磨総合医療センターは平成27年6月26日付で、兵庫県知事より「地域医療支援病院」として承認されました。
今後、北播磨の急性期医療の中核病院としての役割を果たすため、さらに地域の医療機関との連携を強化するとともに、医療の質とサービスの向上に努め、皆さまに信頼される病院として、地域医療に貢献してまいります。
患者さんにとって、より身近な存在の地域の「かかりつけ医」と連携し、専門外来や入院、救急医療など、地域医療の中核を担う体制を備えた病院であり、医療の提供や施設の共同利用、研修の実施など、地域医療の充実を図る病院として、兵庫県知事から承認された病院のことです。
当院は、北はりま絆ネットの情報公開施設です。 北はりま絆ネットとは、患者さんの診療情報の一部を本人の同意のもと、安全に十分配慮しながら関連する医療機関で共有するシステムです。 参加の有無は、患者さんの自由です。利用料金の負担は患者さんにはありません。 同意書が必要となりますが途中でやめたいと思ったら撤回も出来ます。 利用手続きは、患者総合サポートセンター地域医療連携室で行います。