～北播磨総合医療センター研修9か月を振り返って～

こんにちは!北播磨総合医療センター初期研修医1年目のM.Tと申します。
4月から循環器内科、神経内科、消化器外科、内科をローテートしてきましたが、12月は形成外科で研修をさせて頂いています。

ローテート科について

北播磨総合医療センターの研修プログラムでは、1年目3ヶ月の外科系研修のうち、2か月は消化器外科か心臓血管外科のどちらかでの研修を行いますが、残り1か月はマイナー外科を含めた幅広い選択が可能となっています。私は創傷の処置や管理について学びたいと思い、形成外科を選びました。
形成外科研修の1日のスケジュールを紹介します!

［8:30］回診
先生方と病棟回診を行い、その日の処置や検査の確認、患者さんの状態の把握をします。
［9:00］外来
研修医は外来の見学、処置の手伝いなどを行います。創傷の処置を間近で見たり実際に行ったりできるのでとても勉強になります。毎週水曜日には装具士の方と一緒に足の潰 瘍や変形に合わせた靴を調整する靴外来もあります。合間の時間に病棟の患者さんの処置や、他科の患者さんの往診も行います。
［12:00］昼食
外来が終わると先生方と一緒に食堂で昼食です。毎日の日替わりランチが楽しみです。
［13:20］手術、レーザー外来
曜日によって違いますが、局所麻酔の手術や外来でのレーザー治療などを行います。この日は緊急の手術がありました!


［16:30］回診
朝と同様、病棟の患者さんの回診です。患者さんの症状の変化や処置の効果などを確認します。
［17:00］
回診が終わるとスケジュールはほぼ終了です。毎週水曜日には夕方循環器内科、心臓血管外科と合同でフットカンファがあり、重症下肢虚血の患者さんの治療方針について相 談します。また毎週金曜日は手術日となっており、一日中全身麻酔の手術があります。

形成外科では外傷、腫瘍、糖尿病性潰瘍、感染症、熱傷など様々な疾患を扱っており、興味深い症例をたくさん経験できます。また局所麻酔で行う手術から皮弁や血管吻合の 必要な手術までたくさんの手術を見ることができます。先生方やスタッフの皆さんは優しく丁寧に指導して下さり、恵まれた環境で研修させて頂いているなあと日々実感して います。