平成28年度

初期研修1年目 S.T(H28年神戸大学卒業)

(平成28年12月27日up)

~北播磨総合医療センターでの研修を9か月終えて~

初めまして、初期研修医1年目のS.Tと申します。ここ北播磨総合医療センターにも冬が訪れてきており、寒さに震える日々となりました。早いものでもうすぐ2016年も終わり、研修医1年目の生活も終わりを意識せざるを得ません。僕は神戸大学附属病院のたすき掛けコースに属しており、1年目はここ北播磨総合医療センターであり2年目は大学に帰るプログラムとなっております。そのため、研修が始まるまで1度も当院に足を運んだこともなく、同期などの話を聞いただけで1年目の研修場所をここに決めました。

研修について

瀧上俊作①
研修を始めてから9か月ほど経過しましたが、当院での研修は非常に充実しております。診療科間の垣根が低く、上級医の先生方も親切に教えて下さるため質問等があれば訊ける雰囲気があります。診療科もたくさんあるため、将来の自分の志望診療科に適したローテーションを組むことも可能だと思います。
当直は月に3~4回ありますが、上級医の先生と一緒にするので教えてもらいながら当直をすることができます。忙しい時は眠れない日もありますが、翌日は13時までがデューティーというルールがあるので午後疲れている時は帰ることも可能です。また、当直は研修医間でのシフトの交代は自由なので忙しい時は他の研修医に代わってもらうことも可能です。そのため、自分のペースに合わせて働くことで、忙しさに追われてただただ研修をこなすだけになることもありません。当直中にやってくる患者さんも多すぎず少なすぎずなことが多いので、上級医の先生に指導してもらったり書籍で調べたりしながら当直することが可能で考えたりする時間があります。
また、研修医一人一人にもカルテが使えるデスクトップパソコンが与えられるのは実にありがたいことです。

北播磨での生活

三木や小野出身でない方はあまりなじみのない地域だと思いますので生活が想像しにくいかもしれませんが、一言で言うと思ったより田舎ではないです。三宮にも1時間弱で行くことが可能で、週末買い物に行ったりできます。土日は回診に行ったりすることもありますが、土日のどちらかの午前中に行ったりするぐらいであとは自由にできたりします。同期の中には土日だけで台湾旅行をした人もいました。また、休暇として夏休みが最大5日取得することができます。まとめて5日でもばらばらに5日取ったりと基本的には自由に取得可能です。ぼくは夏休みハワイに行って、普段浴びれない太陽の光を存分に満喫してきました!

そして生活の拠点である宿舎ですが、宿舎は院内敷地内にあり通勤は便利です。そのため、忙しい時期などの平日は敷地内だけで過ごす日々もあります。しかし、病院に近くてきれいで家賃が光熱費込みで2万円というのはやはりありがたいです。

最後に

ここ北播磨総合医療センターはきれいで、診療科も多く、指導体制も整っており、研修を行うのにとてもいい病院だと思います。車でないと交通の便は悪いですが、興味を持たれたのなら是非一度病院見学に訪れてみてください。研修医一同楽しみに待ってます!!