～北播磨総合医療センター研修3か月を振り返って～

　初めまして。研修医一年目のK.Fと申します。出身地は兵庫県西宮市で、大学は徳島大学を卒業しました。研修医になり気づけばもう3カ月が過ぎようとしています。始まる前は不安でいっぱいでしたが、優しい先生方やスタッフの皆さん、とても楽しい同期のみんなに支えられ充実したスタートをきることができました。研修病院に悩みながら眺めていた『研修医の声』を自分が書いているのだと思うと不思議な気分ですが、少しでも見ている方々の研修病院選択のプラスになるような『声』になればと思います。

北播磨総合医療センターでの初期研修の魅力について

　北播磨総合医療センターの魅力はたくさんありますが、その中で私が研修病院として選んだ理由となるポイントと、実際に研修医として働いてみてよかった点を具体的に上げてみたいと思います。

　まず何より指導医の先生を含めスタッフの皆さんが優しくて指導熱心なことです。 病院見学の時からスタッフの皆さんの温かさを感じていましたが、実際に働いてみてもその印象は変わりません。私は4～6月で小児科→外科とローテートしてきました。研修内容は180度といっていいほど違いますが、①わからない点をすぐに指導医の先生に質問できること、②研修医が覚えるべき手技を積極的にさせて頂けること、③何より指導医の先生が面白いこと！！といった研修医として学んでいく環境として最高の部分が共通しています。例えば私が医局のデスクに座っていると後ろをたまたま通った指導医の先生方が「元気？」とか「今何科回ってるの？」など気さくに声をかけてくださるので、科の垣根を越えて質問しやすいです。また先生だけでなく副直（副直についてはまた別の同期が紹介してくれると思います（笑））の際には看護師さんが「先生ルートとってみる？」などと積極的に挑戦させていただけます。具体例を挙げていくと書ききれないのでこれぐらいにしておきますが、研修医として楽しくスキルアップする環境が北播磨総合医療センターには揃っていると3カ月で実感しています。

　続いて病院の設備や生活環境が整っていることです。
研修病院は自分で選べるのですから、せっかくなら病院が綺麗であるにこしたことはないと思います。北播磨総合医療センターは創立4年目の病院であり、病院内の設備や宿舎といった研修医の生活に大きくかかわってくる場所がすべて綺麗です。宿舎は光熱費込で2万円と格安で、バスルームには室内乾燥機があります。この室内乾燥機はいつでも洗濯を回して乾燥までできるので、忙しい時に大変重宝します。また私一押しの点はどこのトイレも綺麗なことです。「一押しがトイレなんかい！」とどこからか突っ込みが飛んできそうですが、ほっと一息つく際、入ったトイレが綺麗だと心まで洗われている感じがします・・・。下に医局近くのトイレと寮のトイレを載せています。とっても綺麗ですね。研修先はトイレが綺麗な病院をおすすめします（あくまで個人的な意見です）。

　これで終わるのもよくない気がしますので、少し真面目な話もしたいと思います。研修医のデスクには一人一台電子カルテを起動できるデスクトップPCがあります。仕事が始まる朝やひと段落着いた夕方などみんなが電子カルテを使用したい時間帯に、いつでも使用できるのは本当に有難いです。また検査データや病歴などデスクにある教科書を手に取りながら見ることができるので、大変勉強になります。
以上生活環境としても全く不便を感じずに研修医ライフを送ることができています。

　最後になんといっても同期や先輩の研修医に楽しくも優秀なメンバーがそろっていることです。
　研修医として2年間過ごすうえで同期のメンバーは、仕事を助け合う仲間として、そしてスキルを競い合うライバルとしてもとても大切です。北播磨総合医療センターには現在初期研修医一年目が13人、二年目の研修医が8人所属しています。二年目の先輩方はもちろんのこと、一年目の同期も本当に優秀で楽しい人しかいません。同期や二年目の先輩方には分からないことなど色々な相談がしやすくて、まだ3カ月ですが本当に助けられています。休日になったら時間のあるメンバーで近場の体育館に運動しに行ったり、寮で飲んだりしてリラックスしています。下に載せているのは2年目、3年目の先生方とBBQに行った写真です。とても楽しそうですね。

　メンバーに関しては『そんなん来年にならんと同期のメンバーなんかわからんやんけ』と思う方もいらっしゃるかと思いますが、毎年こんな素晴らしいメンバーが集まるのだからきっと大丈夫です。私も同期に負けないように日々精進して、これを読んでくださっている方々を待ちたいと思います。

　北播磨総合医療センターの魅力をつらつらと書き連ねてまいりましたが、少しでも興味を持たれた方が増えたなら幸いです。そして興味を持たれた方は一度病院見学にいらして下さい。私が書いた雰囲気の良さが肌でわかると思いますし、書ききれていない魅力を同期のみんなが話してくれると思います。同期一同皆さんを心よりお待ちしているとともに、来年に一緒に働けることをとても楽しみにしています。