平成29年度

初期研修1年目 Y.H(H29年徳島大学卒業)

(平成29年10月4日up)

~北播磨総合医療センターでの研修を6か月を終えて~

日笠雄太①
ヘリポートから見た職員宿舎。部屋は広くて居心地最高です!

 初めまして!初期研修医1年目、Y.Hと申します。兵庫県の長田高校、徳島大学を卒業し、今年の4月から北播磨総合医療センターに就職しました。早くも夏が終わり9月になり、「あーもう半年経ってしまったんだなあ・・・」としみじみと感じています。半袖短パンの季節、あっという間に終わっちゃいましたね。さて、前置きはこれくらいにして、今までの研修生活を振り返りながら、北播磨総合医療センターの生活について紹介していきたいと思います。


これまでの研修生活

日笠雄太②
麻酔科でのワンシーンです・・・

 僕は、4月に内科合同ユニット(総合内科・老年内科・糖尿病・内分泌内科・血液・腫瘍内科)からスタートし、麻酔科、呼吸器内科を回り、現在は救急科をローテートしています。最初は手技とかカンファレンスの発表とかどうしていいかわからなかったのですが、徐々に慣れ、できるようになってきました(と勝手に自分で思ってます)。当院は、開院して4年の新しい病院であり、研修医をはじめ若手の先生方が多く、エネルギッシュな病院かなと思います。多くの手技や学会発表も経験することができるので、研修病院としては申し分ない環境が整っていると思います。


研修ローテーションについて

日笠雄太③
この中で救急のノウハウを学んでいきます。
当直でもお世話になります。

 研修ローテーションですが、1年目は内科6か月(1か月半×4科)、麻酔科か小児科1か月半、外科1か月半、選択外科1か月、救急2か月になっています。2年目には、精神科2週間、地域研修1か月、救急3か月、残りの7か月半は選択できるようになっています。なんとなくですが、「救急の期間が2年間で5か月ってとても長いなあ。」と思う方が多いと思います。僕も最初はそう思いました。でも、救急科の5か月は、自分で問診して、必要な検査計画を立て、今後の方針とか考えて・・・困ったら一つ上の頼りになる研修医やスタッフ、救急科の医師に聞きながら進めることができます。いわゆる初期対応の基本的な考え方を身につけることができる期間なわけです。また、その時期に一緒にローテートしている研修医同士で話し合いながらできるので、判断力や対応力を磨ける期間かなと思います。さらに、救急のローテ-トとは別に毎月3~4回当直があるので、救急科を回ると「こんなときにはこういう風に進めたらいいかな」という感じで少しずつ自信がついてきます。


土日の使い方

 6月の初期研修医の声では、病院の周辺について書かれていましたが、ご覧の通り確かに山に囲まれています。ですが、土日になるとスポーツで汗を流したり、美味しいご飯を食べに行ったりと意外に困りません!とにかく同期が13人もいるので、予定があえば花火だって行けるし、旅行だって行けちゃいます。つい最近は徳島までラフティングに行きました!






 最後にですが、僕自身、仕事はバランスとメリハリが大切だと思っています。確かに働くことは大切ですが、自分の時間もしっかり無いと長く続きません。北播磨総合医療センターでの生活は、やる時は熱心な指導医に教えを請いながら日々鍛錬できますし、休む時は自分の時間を過ごすことができます。楽しいとき、辛いときに共有できる個性の強い(?)同期もたくさんいます。つまり、北播磨総合医療センターでは心技体のバランスを保ちながら働くことができます。そんな環境で研修している僕たちを見て、大学卒業後の青写真を描いてみませんか?一度、是非見学に来てください!研修医一同、お待ちしています!


日笠雄太⑤