平成30年度

初期研修1年目Y.T(H30年神戸大学卒業)

はじめまして。北播磨総合医療センター研修医1年目のY.Tと申します。
今年の4月から当院での研修が始まり、気が付けば12月とあっという間に1年が終わろうとしています。文字だけでは伝わりにくい点もあるかと思いますが、当院での研修生活がどういう感じになっているかについて少しでもお伝えしたいと思います。
①普段の研修や業務について
当院での1年目の研修は、内科4科(6か月)+消化器外科(1.5か月)+その他外科1科(1か月)+麻酔科 or 小児科(1.5か月)+救急科(2か月)で構成されています。必須と言えるものは消化器外科と救急科、麻酔科 or 小児科だけで、内科に関してはある程度好きなところを選択できます。僕は年内で選択した4つの内科と救急科をローテートし、残っているのが麻酔科、消化器外科、呼吸器外科と外科系となっています。このため、OPE室研修に関してはほぼ初心者同然(笑)なので、ここでは内科研修について紹介させていただきます。
まず内科研修についてですが、学生の頃とは違い、患者さんの検査や治療を考えるだけでなく、実際に実行することが求められます。種々の検査のオーダーや内服の処方など所謂病棟業務と呼ばれるものです。今でこそ慣れてはきましたが、最初はカルテも満足に使うことができず、病院のシステムについて上級医の先生に事あるごとに尋ねたり、自分がもたもたしている間にすでにやってくださっていたりと、迷惑ばかりかけていました。ただ、どんなに小さなことや医療とは直接関係ないことでも親切に教え てくださる先生ばかりなので、初期研修医にとっては非常に馴染みやすいと思います。もちろん、患者さんについて考える際にも、一緒に考えたりしてくださるのはもちろんですが、カンファレンスの間だけでなく、医局でのちょっとした時間などでも会話ができるといった、いい意味での距離の近さがあり、医局が一つになっていることの有難さをしみじみと実感しております。
② 寮のすばらしさと休日の過ごし方
自分の仕事を終えれば自由な時間となるわけですが、過ごし方は本当に人それぞれです。勉強したいことがあれば、医局に残って勉強もできますし、寮の方がリラックスできるからと寮に帰って過ごす人もいます。また、何よりちょっと寮でシャワーを浴びて、一休みしてから戻ってくるという行為が容易にできることが素晴らしいと思います。これは是非当院で研修をして実際に味わってほしいと思います。また、病院自体が比較的新しくきれいなことに加えて寮自体も1人暮らしとしては十分な広さときれいさがあります。住居については文句のつけようがありません!!
休日については良く言われるのが、立地の問題です。確かに便利かと言われると・・・といった感じですし、車がないと生活に困ることもあります。ただ、僕自身車を購入したのは11月の半ばであり、研修が始まって約8か月は車なしで生活していました。実際、車があるのとないのとでは全然違> いますが、十分生活はできます。
また、同期で遊びに行くとなった時もみんなで車を出しあえば3~4台で行けることが多いので、意外になんとかなります。買い物も寮の宅配ボックスのおかげでかなり助かっています。結局、北播磨の寮が素晴らしいっていうことです(笑)
③最後に
他にも色々書きたいことはありますが、ここには書ききれないので是非ご自身の目で確かめに来てください。
P.S. 充実した研修生活の一部をのせておきます。