平成30年度

初期研修1年目C.R(H30年神戸大学卒業)

 はじめまして。北播磨総合医療センター初期研修医1年目のC.Rです。
現在12月半ばで、早いもので働き始めて9か月がたちました。今もまだまだ、できないこと、わからないことだらけで、人の役に立てているとはとてもいえませんが、勉強することが今の仕事だと思って日々過ごしています。
 私の1年目のローテート科は、血液内科・呼吸器内科(1.5か月)→外科(1.5か月)→救急(1か月)→眼科(1か月)→腎臓内科(1.5か月)→循環器内科(1.5か月)→救急(1か月)、そして年明けから麻酔科(1.5か月)→神経内科(1.5か月)です。私は志望科が定まっていなかったので、比較的自由に色んな科を回ることができてよかったと思っています。上級医の先生は皆さん尊敬できる先生ばかりで、どの科も学ぶことがたくさんありました。
内科ローテート中は、内科合同カンファレンスという院内のカンファレンスで、1.5か月の間に約2回発表があります。 私は元々発表が苦手でしたが、このカンファレンスのおかげで、だんだん人前で発表することに抵抗がなくなり、学会発表もなんとか乗り切ることができました。
また、現在ローテート中の救急科は、同期と先輩とで数人で一緒に回るので、わからないことも気軽に聞けて、勉強になります。
 私が当院を選んだ理由は、なんとなく雰囲気がよかったからで、そんな明確な理由があったわけではありません。でも、今、ここで研修できてすごく幸せだと思っています。 その理由をざっくりいうと、QOLが高く、かつ、しっかり勉強もできるからです。
QOLが高い要因はいくつかあって1つ目は寮から医局まで30秒で行けること。朝も楽だし、夜ちょっと寮に帰って休んでからまた医局に行って勉強したりもできます。2つ目は呼び出しがないこと。呼び出しがないので休日はしっかり休めます。
勉強ができる、については、先ほども書いた通り、こんなふうになりたいと思える先生方のもとで働けること、また、同期の仲間から学ぶこともたくさんあることです。
  初期研修はどこでやっても同じ、とよく言われるように、実際、環境よりも自分次第のところが大きいと思います。ただ、やはり医師人生をどこでスタートするかは、大事だとも思います。
色んな病院を見学して、自分に合ったところをみつけてください。ぜひ当院にも一度足を運んでいただけるとうれしいです。