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専攻医
研修レポート
K.I 先生
医学部の学生さん、初期研修医の先生へ
2016年4月の着任以降、近隣病院から数多くの症例をご紹介いただき、典型的な症例から稀な疾患、重症な症例まで多種多様な膠原病関連の疾患の治療に携わっております。外来では退院後の患者様を中心に診察しています。様々な疾患・障害を抱えながらも快適で充実した日常生活を送るために、患者さん一人一人にどのような治療をご提案できるかを考えながら診察に当たることをモットーとしています。
当科では特に問診・理学的所見からの診断を重要視しています。リウマチ・膠原病内科医はGeneralistでなければなりません。正確な診断には幅広い知識も必要ですが、患者さん毎にどの部位にどういった問題を抱えているのかを洗い出す能力と、詳細な問診や頭のテッペンから足の先までの身体診察、検査オーダーの組み方、結果の解釈を通して患者さんの全身を診て必要な治療介入を提案できるトレーニングを初期研修医の先生と共に行っています。また、治療の合併症として感染症や糖尿病、骨粗鬆症などさまざまな疾患を同時に扱うことが多いため、各科の専門医とも協力・連携しながら診療しています。
当科の目標として、「早朝出勤、集中して仕事に従事する、時間外勤務なく帰宅」を掲げています。スタッフ一同、仕事一色では充実した研修生活はできないと考えています(その分朝は早いですが…)。科内の勉強会も豊富で本当に充実した毎日を送っています。特に当科では指導医より世界レベルの関節超音波技術を習得することができます。NEJM症例勉強会は鑑別診断を考える訓練です。救急外来で役に立ちますよ。EBM勉強会はただの論文の英訳ではなく、「文献の読み方」を学べます。
気迫ある当科の研修で幅広い知識・技術そして規則正しい生活を身につけてみませんか?皆様の見学、入局をスタッフ一同お待ちしております。