“ 安心できる場所で
あなたらしいお産を! ”
当医療センター開設以来、取扱い分娩数は年々増加しており、皆様からのご支持、ご支援賜り厚く御礼申し上げます。
当科では、近隣の医療機関と連携し、地域の患者さんに良質な産婦人科医療サービスを提供できるよう取り組んでおります。しかしながら、北播磨圏域の分娩可能な医療機関の減少や産婦人科医師不足に伴い、このままの状況が続くと適切かつ安全な医療の継続ができない状況に陥りかねません。
この度、適切な医療水準の確保と妊婦さんに安心していただける妊婦・分娩管理を維持するために、やむなく分娩制限を行うこととなりました。ご不便おかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
つきましては、他院通院中で当医療センターでのご出産希望の方は、なるべく早い時期に(胎児心拍が確認できたくらいで)本人様よりお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
近隣の産婦人科医療機関より合併症のある患者さんの紹介や、過去に当医療センターで分娩された患者さんにつきましては別途ご相談くださるようお願いいたします。
状態によって、健診の頻度が増えることもあります。
妊娠の可能性がある初診の方は、妊娠の確認から継続して受診していただけます。
既に他院で妊婦健診をされている方は、紹介状をお持ちください。
妊娠前から持病をお持ちの方、妊娠後新たな病気が見つかった方でも、他科の医師とも連携しながら妊娠経過を診ていき、安全に分娩が終了するようフォローさせていただいています。
妊娠以外に病気のない方も健診・分娩していただけます。
健診にかかる費用は、助成券をご利用していただけます。当院では妊娠8週以降にご利用可能です。
小野市・三木市以外の市町村の助成券はご利用いただけない場合がありますので産科外来窓口へお問い合わせください。
当院では里帰り分娩も受け入れています。
当院で里帰り分娩される場合は、予定日が決まりましたら一度お電話ください。
他院へ里帰り分娩される方も受診していただけます。
妊婦健診では赤ちゃんとママの健康をチェックしていきます。
医師の診察後に、助産師と妊婦さんが1対1でお話し、妊娠中の過ごし方やお産について考えていきます。不安や疑問、相談などがあれば遠慮なくお話しください。
助産外来のご案内
妊娠生活を快適に過ごし、リラックスしてお産に臨めるように、医師・助産師・栄養士が時期に応じて必要なお話をさせていただいています。妊婦さんとご家族が関心を持っていただけるようなテーマを設定しています。
また、他の妊婦さんや助産師との交流の場としても活用していただけます。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止しておりましたが、令和5年5月より再開します。
詳細はスタッフまでお問い合わせください。
月に1度、マタニティ・ヨガを実施しています。
※当院の産科外来に通院中で医師の許可がある方のみ
お腹の赤ちゃんとのつながりを感じ、身体を動かすことでリラックスする時間を持ちましょう。
妊娠・出産には、リスクを伴います。
妊娠経過や赤ちゃんに異常が出現し、専門的な治療が必要と判断された際には迅速に対応させていただきます。
母体・新生児の異常出現時には、兵庫県立こども病院・加古川中央市民病院・済生会兵庫県病院などの周産期センターへ紹介・搬送となります。
新型コロナウイルス感染防止につきまして当医療センターでは、日本産婦人科学会、日本産婦人科医会、日本産婦人科感染症学会による合同ガイドラインに基づき以下のとおり対応をお願いいたします。
●ご出産時
・入院時はマスクの着用をお願いいたします。
・ご家族様は、緊急時に備えて連絡先を2箇所確認させていただき、すぐに連絡のとれる状態でお待ちいただきますようお願いいたします。
●出産後のご面会について
・ご入院中に赤ちゃんに触れていただけるのは、お母様のみとさせていただきます。
・出産後の付き添いは、原則できません。(ただし、病院からの連絡があった方は除きます。)
ご迷惑をおかけいたしますが、妊婦さんご本人と赤ちゃん、医療スタッフの感染リスクをさけるため、ご理解、ご協力をお願いいたします。
当院では、感染予防の観点から面会制限を設けさせていただいています。
・15歳未満のお子様面会時間 | 終日 15:00 ~ 19:00 1回の面会時間は15分以内となります。 |
面会場所 | お母様が使用されている個室。 (母児同室中であれば、赤ちゃんを新生児室に預けていただいてから、 お母様のお部屋にてご面会ください。) |
面会回数 | 原則、1週間に2回を目安とさせていただきます。 |
面会可能な人数 | 1回のご面会は、2名(キーパーソン、ご家族のみ)まで とさせていただきます。 |
面会時間 | 終日 15:00 ~ 19:00 1回の面会時間は15分以内となります。 |
面会場所 |
新生児室前(ガラス越しとなります。ご了承ください。) |
新生児の兄姉の面会 | 原則、15歳未満のお子様のご面会はできません(院内基準) |
①時間外入り口で守衛に面会希望を申し出て下さい。
②病棟で面会者カードを記入していただきます。
③面会終了時に、医療事務、または看護師に面会が終了されたことをお伝えください。
4階東病棟の診療科:産科・婦人科・その他の混合病棟です。
※入院患者様は女性のみになっています。
看護体制:継続受け持ちの助産師・看護師が責任をもってケアさせていただきます。
産科医師:常勤医師1名・非常勤医師2名
陣痛が来て入院してから産後2時間まではLDRで過ごしていただきます。
LDRとは陣痛室・分娩室・回復室が一体となった部屋のことです。トイレ・シャワーも完備しています。
お産が進んできた時の分娩室への移動や、お産直後の部屋の移動がないので、ゆっくり過ごしていただけます。
ご家族と一緒にリラックスしてお産に臨んでいただけます。
立ち会い分娩は、ご希望があれば妊婦さんが望む1人のみの立ち会いとさせていただいております。
途中での交代は認めておりません。感染防止の観点からご協力をお願いします。
ご希望があれば、妊婦さんの望む1人のみ(成人に限ります)立ち会い分娩をしていただけます。
力を合わせて陣痛を乗り越え、新しい生命の誕生の時を迎えましょう。
バースプランとは、「お産の計画や要望」のことです。
一生に数回しかないお産をできる限り自分らしく、納得のいくものにするための計画です。自分の望むお産に向かって積極的に取り組みましょう。
助産外来で要望をお聞きしますが、分娩のために入院された際にも要望がありましたらスタッフまでお申し出下さい。
満足のいくお産ができるよう、スタッフ一同全力でサポートさせていただきます。
〈プラン例〉
赤ちゃんの栄養方法(母乳で育てたい、ミルクと母乳の混合栄養で、など)のご希望をお聞きしています。
当院では母児同室で母乳メインでの哺乳をすすめていますが、赤ちゃんの状態や母乳の分泌状態により必要時にはミルクを飲んでいただくこともあります。
ママのご希望を聞きながら、母児の状態や個々のライフスタイルに合わせた栄養方法で無理なく育児がすすめられるよう、おっぱいのケアをさせていただきます。
退院後は、約1週間後ににこにこ外来、約1か月後に1か月健診を実施し、赤ちゃん、お母さんのケアをさせていただきます。また、母乳や授乳についてお困りの方は外来で母乳相談を受けていただくことが出来ます。
入院中は小児科医師と連携し、赤ちゃんの状態をみさせていただきます。
出産翌日、退院前日には赤ちゃんに小児科医師の診察を受けていただいています。
退院時には、ママの一ヵ月健診と同じ日時に赤ちゃんの一ヵ月健診も小児科外来で予約をお取りします。
赤ちゃんをお預かりするお部屋です。母児同室開始後も、ママの疲労の程度やシャワー時などに赤ちゃんを一時的にお預かりすることもあります。
また、黄疸の治療などをする際にも新生児室でお預かりします。
当院では、経膣分娩の産後1日目・帝王切開術の産後1~2日目に医師の許可が出れば母児同室で過ごしていただいています。
母児同室には、赤ちゃんとずっと一緒に過ごすことで母子の絆が深まる・母乳育児がしやすくなる・赤ちゃんの特徴がつかみやすい・育児不安が減るなどのメリットがあります。
当院では、感染予防の観点から面会制限を設けさせていただいています。
は面会をご遠慮いただいています。
また、母児同室開始後も赤ちゃんに直接面会できるのは赤ちゃんのご両親と祖父母のみになっています。それ以外の方は新生児室のガラス越しに赤ちゃんに面会していただきます。
赤ちゃんのご兄弟にも窓越し面会をしていただいています。
産後の栄養バランスを考えたお食事を提供しています。
希望者にはデイルームで昼食を摂っていただき、ママ同士の交流を持てるようにしています。
食事時間 :
入院中にエステティシャンによるフェイシャルエステを受けていただきます。
ホットストーンを使用してエステします。(入院費に含まれています)
産後の疲れを癒すリラックスタイムをお過ごしください。
経膣分娩 : 分娩当日を0日目として、5日目に退院
帝王切開分娩 : 分娩当日を0日目として、9日目に退院
※退院は午前中になります。
経腟分娩 55万円~(個室料を含む) ※健康保険適用外
帝王切開 44万円~(個室料を含む) ※健康保険適用