消化器内科は、消化器系臓器 (食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肝臓、胆道、膵臓、脾臓など)におこる腫瘍や炎症など幅広い領域を担当しています。
「膵癌診療ガイドラインによる通常型膵癌の危険因子」
上記が該当する方は、消化器内科受診をお勧めします。
当科は胆膵内視鏡、消化管内視鏡を中心とする内視鏡的診断治療を中心に専門性の高い診療を心がけています。以下、特色を示します。
当科で実施している上部消化管内視鏡検査 (胃カメラ)や下部消化管内視鏡検査 (大腸カメラ)では、希望者に対し鎮静剤を併用することで検査の辛さなどが軽減されるように努めており、好評を得ています。ただし検査終了後の当日は御自身で自動車・バイクなどの運転は不可能となることを御了承ください。
――ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影) 関連手技
――EUS(超音波内視鏡) 関連手技
【主な対象疾患】
胆石症、胆嚢腺筋症、急性胆嚢炎・胆管炎、慢性胆嚢炎、胆汁性肝硬変、硬化性胆管炎、IgG4関連胆管炎、急性・慢性膵炎 (重症急性膵炎を含む)、膵石症、自己免疫性膵炎、膵管胆管合流異常、膵管非癒合、胆道拡張症、胆嚢ポリープ、胆嚢・胆管腫瘍(胆嚢癌・胆管癌を含む)、十二指腸乳頭部腫瘍、膵嚢胞性疾患 (IPMN:膵管内乳頭粘液性腫瘍、MCN、SCN、SPNなど)、膵臓癌、膵神経内分泌腫瘍、特殊型膵腫瘍など。
内視鏡を用いて十二指腸に存在する乳頭より、胆管、膵管にカテーテルを挿入・造影し、引き続き必要な検査・処置を行う手技です。検査の必要性 (適応)を見極め、また施行に当たっては非常に高度な手技と注意力が必要な検査です。当院では全国的に見ても非常に高い成功率および低い合併症率で行っています。
☆総胆管結石嵌頓による急性膵炎、急性胆管炎
↑ 総胆管結石が十二指腸乳頭 (胆管と膵管の出口)に嵌りこみ、急性閉塞性化膿性胆管炎および急性膵炎を発症して救急受診した症例です(写真左)。緊急ERCPを行い、電気メスで乳頭部を切開し(写真中)、結石を取り出しました(写真右)。この処置後に全身状態は急速に改善しました。
☆EPLBD(内視鏡的乳頭大口径バルーン拡張術)で切石した巨大総胆管結石
↑ EPLBDを用いて内視鏡で取り出した巨大な総胆管結石(サイズ:33×14㎜)です。
☆副乳頭経由で膵管ステントを留置した特発性慢性膵炎
↑ 主乳頭経由で膵管ステントを留置するも膵炎再発を繰り返したため、副乳頭経由でステントを留置したところ再発はなくなりました(黄色矢印)。
☆バルーン小腸内視鏡を用いたBA-ERCP
↑ ダブルバルーン小腸内視鏡を用いたERCP (DB-ERCP)を実施した症例(胃部分切除後、Roux-en-Y再建)です。従来であれば「治療期間の長い経皮的治療」や「侵襲の大きい外科的治療」を選択せざるを得なかった症例ですが、DB-ERCPにより内視鏡治療が可能でした。
超音波(エコー)装置を備えた内視鏡を用いて、消化管のなか(内腔)から膵臓・胆道および周辺の臓器、血管、リンパ節などを詳細に観察する検査で、診断や治療に非常に役立ちます。近年では、検査のみならず、これを利用した様々な治療も行っています。当科では経験を積んだエキスパートの内視鏡医が検査を行っています。
EUSとは内視鏡先端に超音波装置 (エコー)が装着された内視鏡で、胃や十二指腸に内視鏡を挿入し、隣接する膵臓や胆管、胆嚢をミリ単位で詳細に観察することができます。CTやMRIでは捉えきれない膵臓や胆道疾患の早期診断や正確な診断を目的に、当科では積極的に超音波内視鏡検査 (EUS)を導入しています。外来で実施可能な検査として、膵嚢胞性腫瘍 (IPMN/MCN/SCN/SPNなど)、膵充実性腫瘍 (膵癌など)、慢性膵炎、胆道腫瘍、胆道良性疾患、消化管疾患、縦隔疾患などに積極的にEUS観察を実施しています。消化管粘膜下腫瘍などに対する精査も可能です。また消化管粘膜下腫瘍などに対する精査も可能です。検査時間は15分~30分以内で、点滴で鎮静剤を使用し、楽に受けていただけるよう工夫しています。
従来は確定診断が困難であった病変に対し、EUSを用いて病変の一部を採取すること(超音波内視鏡ガイド下穿刺 EUS-FNA)で、質的な診断が可能となりました。膵臓や胆嚢・胆管の病変に限らず、腹腔内腫瘍・リンパ節や縦隔内の病変、消化管粘膜下腫瘍に対して、内視鏡的に細胞・組織を採取することが可能です。当院では年間約80件程度実施し、良好な診断成績を得ています。当院ではEUS-FNAは入院で行っています。手技時間は約20分~45分程度で、点滴で鎮静剤を使用し検査を行います。
☆膵腫瘍の症例
EUSで観察した膵腫瘍です(左写真 黄色円部分)。正確な病理学的診断目的にEUS-FNAを施行しました (右写真 矢印部分が穿刺針)。正確な診断が得られ、速やかに治療へ移行できました。
EUSを用いて、胃や十二指腸などから膿瘍、壊死組織 (主に重症急性膵炎後のwalled-off necrosis)、胆管などを穿刺し、ドレナージ(排出)を行います。
★ EUS-PCD(超音波内視鏡下膵嚢胞ドレナージ)
慢性膵炎、仮性膵嚢胞(黄色円部分)に対して超音波内視鏡下ドレナージを行いました。本症例は経十二指腸的に穿刺し、嚢胞内にステント(赤色矢印部分)を留置しました。
★EUS-HGS(超音波内視鏡下胃胆管瘻孔形成術)
写真⑥
膵頭部癌により十二指腸狭窄と胆道閉塞に対して、超音波内視鏡を用いて胃-肝内胆管に瘻孔を形成(黄色矢印部分)しドレナージ(黄色円部分が金属ステント)を行いました。
膵癌は現在でも早期診断が困難とされており、その予後は極めて不良です(5年生存率9.6%)。その一方で、膵癌のリスク因子は膵癌診療ガイドラインにも明記されており、早期診断例も増えてきています。当科では、2017年10月より人間ドックのオプション検査として,膵臓に特化した膵臓検診を導入しました。通常の人間ドックコースに加えてEUSやMRI検査、膵臓に関する血液検査、問診などを行います。全国でもほとんど実施されていない試みです。膵臓が気になる方や、以下のリスクファクターを有する方は、精密膵臓検診のオプション検査についてもご検討ください。 2020年4月までに100人を超える方が膵臓検診を受検され、約40%の方に膵嚢胞や慢性膵炎などの異常所見が見つかっています。膵嚢胞は膵癌の危険因子とされているため、必要な場合は外来での経過観察を行っています。以下は、膵臓検診を受検された方に実施したアンケートですが、比較的高い検査満足度が得られています。
これからも、当科では膵臓癌早期発見に努めるために、精密な検査を行う予定です。
北播磨総合医療センター消化器内科で、膵癌検診(人間ドック)を受けてみませんか?
【主な対象疾患】
食道癌、食道異型上皮、胃腺腫、胃癌、十二指腸腫瘍、大腸ポリープ、大腸腺腫、大腸癌、消化管神経内分泌腫瘍 (以前の呼称:カルチノイド)
――ESD(内視鏡的粘膜下層切開剥離術)→おもに早期癌 4-5入院
――EMR(内視鏡的粘膜切除術)→大腸腫瘍(ポリープ) 1泊入院
――CSP (コールドスネアポリペクトミー) → 小さな大腸腺腫(ポリープ) 通院日帰り
当科では消化管腫瘍、とくに早期癌 (食道癌、胃癌、大腸癌)を速やかに診断し、お腹を切らずに内視鏡で治療することを目指しています。治療の前には色素および拡大内視鏡などの精密検査を行い、腫瘍の範囲・深達度を調べます。これによって内視鏡治療と外科手術のどちらがよいかを判断し、最適な治療法を検討します。従来から行われている内視鏡的粘膜切除術(EMR)はもとより、大きな病変であっても確実に切除できる内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)にも積極的に取り組んでいます。
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は、内視鏡観察下に高周波電流(電気メス)で腫瘍の周囲を切開し、その粘膜下層を剥離して切除する治療法です。粘膜内にとどまる早期癌であれば、比較的大きな病変も取り残しなく一括して切除することができ、切除後の再発率を下げることができます。また臓器を大きく切除する外科手術に比べて体への負担が少なく、高齢の患者様でも施行可能です。切除にあたり出血や消化管穿孔などの偶発症が起こり得ますが、これらをできる限り減らすために様々な工夫を行っています。治療のためには4〜7日間の入院を要します。
★早期胃癌に対するESD
胃前庭部後壁の0-IIc病変に対し、高周波ナイフ(ITナイフ2)を用いて一括切除しました (切除時間16分)。切除した病変の病理組織学的検査では粘膜内にとどまる高分化型腺癌で あり、内視鏡で完治しました。
★直腸下部早期癌に対しESDを施行した症例
切除前 | 切除後 |
↑ 直腸下部 (Rb)の亜全周性早期癌です。直腸の約7/8周を占める巨大な腫瘍ですが、早期癌のため外科手術(通常人工肛門を要する可能性が高い)ではなく、ESD (内視鏡的粘膜下層切開剥離術)を行い、一括切除しました (左側写真で青いのは色素を撒いて観察しているためです)。
小さな大腸腫瘍などに対しては、出血が少なく日帰り治療が可能なコールドスネアポリペクトミー(CSP)を積極的に行い、やや大きな腫瘍に対しては、スネアと呼ばれる金属の輪で病変を絞扼し、高周波電流を流して切り取る内視鏡的粘膜切除術(EMR)を行います(1泊入院)。大腸や十二指腸の腫瘍に対しては、穿孔等の偶発症を減らすために浸水下EMR(underwater EMR)等も行っています。
↑ 大腸の管腔内を水で満たし、粘膜下局注を行わずに高周波スネアで絞扼して通電切除しました (underwater EMR)。
5~10㎜以下の小さなポリープはCSPで日帰り処置 (cold polypectomy = 通電処置を要さないポリープ切除)を実施しています。
消化器内科医と外科医のコラボレーション手術
【対象疾患】GISTなどの胃・十二指腸粘膜下腫瘍
LECSとは腹腔鏡・内視鏡合同手術の略称で、胃の粘膜下にできた腫瘍などに行に行う手術で、内科医と外科医が共同で行います。従来の腹腔鏡を用いた手術では、病変だけでなく周囲の正常な部分もある程度含めて切除してしまいます。また胃の入り口(噴門部)や出口(幽門部)では術後の通過障害をきたす可能性があるため、胃癌の手術と同じように部分切除術 (胃の1/3程度の切除)が行われる場合もあります。LECSでは内視鏡と腹腔鏡を同時に使用し、切除範囲を必要最小限に抑えることができるため腹腔鏡だけでは切除が困難であった部位でも局所切除が可能です。全身麻酔下での治療となります。腹腔鏡下胃切除術と同様に、腹部に3箇所程度穴をあけ、腹腔内に鉗子を挿入して手術を行います。同時に内視鏡を用いて病変部を特定し、最小限の切除範囲を設定します。続けて外科医と協力しながら、胃の内外から局所切除を施行します。切除された病変は、腹部の穴から摘出します。術式によっては口から回収する場合もあります。LECSは2014年に保険適応となり、様々な手技の開発も進んでいます。当院でもこれまで多数の症例に施行しています。
↑ 手術室で消化器内科医と外科医が共同で治療を行います。
B型肝炎、C型肝炎の治療(内服抗ウイルス剤やインターフェロン)はもちろん、薬剤性肝障害、急性ウイルス性肝炎(EBウイルス、サイトメガロウイルス、A型・E型急性肝炎など)、自己免疫肝炎、原発性胆汁性胆管炎、原発性硬化性胆管炎など、急性から慢性の肝疾患まで幅広く診療対応しております。
近年では、健診受検者の約30%を占める非アルコール性脂肪性肝疾患(いわゆる脂肪肝:NAFLD)のうち、炎症を伴い肝硬変への進展や肝癌の合併を来すNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)が注目されており、定期的な採血や画像検査(肝硬度測定を含む)が重要です。すでに日本では非B非C肝がんが増加傾向となっており、原因としてNASHからの発癌増加が大きく関与していると考えられており、当院においても増加傾向が見られます。
肝細胞癌に対して、当院では外科、放射線科、病理検査科と診療科横断的な連携のもと、肝切除(開腹・腹腔鏡)、腹部血管造影・肝動注塞栓術、経皮的ラジオ波焼灼療法、内服化学療法(レンバチニブなど)、放射線治療など、肝細胞癌治療アルゴリズムをベースにして個々の患者様の状況に応じて加療を行なっています。
基本的には当院で対応可能なものがほとんどですが、病状・治療内容により神戸大学付属病院、県立がんセンター、県立粒子線医療センター、低侵襲がん治療センターなどへも連携対応しております。
肝臓学会関連施設(肝臓学会指導医1名、専門医1名)として、専門の医師を中心に診療科全体で肝疾患診療にあたっております。
肝細胞癌
多血性の多発肝細胞癌 | 腹部血管造影+TACE |
ソナゾイド造影超音波で肝細胞癌を同定(上段)
ラジオ波焼灼療法(RFA)を施行、焼灼確認(下段)
肝硬度測定(Shear Wave Elastography)
【主な対象疾患】 小腸出血性疾患 (原因不明の消化管出血が多い)、小腸腫瘍、ポリポーシス、炎症性腸疾患 (後述)など。
これまで小腸は「暗黒の臓器」と言われてきました。従来の内視鏡では口から・肛門から挿入しても小腸に十分届かなかったからです。カプセル内視鏡、シングル/ダブルバルーン内視鏡の出現で小腸も観察が可能となってきました。当院では積極的にカプセル内視鏡、シングル/ダブルバルーン内視鏡による小腸内視鏡検査を積極的に実施し、これまで原因不明であった小腸出血の内視鏡的止血術や小腸ポリープの内視鏡的切除を実施しています。
当院の小腸内視鏡(バルーン内視鏡とカプセル内視鏡)
カプセル内視鏡は小腸用、大腸用を保有しています。
ダブルバルーン内視鏡は有効長2mと1.5mの2種類およびシングルバルーン内視鏡を保有しています。
★ 原因不明の消化管出血、カプセル内視鏡による診断およびバルーン内視鏡による止血術
↑ 胃カメラや大腸カメラで出血源がわからなかった原因不明の消化管出血があり、地元の医療機関より紹介受診されました。カプセル内視鏡で小腸出血を確認し、バルーン内視鏡で止血術を施行しました。
★薬剤性小腸潰瘍による瘢痕狭窄、バルーン内視鏡による拡張術
↑ 消炎鎮痛剤の内服で小腸潰瘍が生じ、瘢痕狭窄となったケースです。腸閉塞で入院されました。従来なら開腹手術が必要でしたが、バルーン内視鏡を用いた拡張術を実施し、症状は改善され手術は回避できました。
【主な対象疾患】
潰瘍性大腸炎、クローン病、腸管ベーチェット病、小腸潰瘍性疾患、好酸球性疾患 他
炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease: IBD)とは、自分の体を守るべき免疫が暴走することにより小腸や大腸に炎症を引き起こす原因不明の疾患であり、主に潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis: UC)とクローン病 (Crohn’s disease: CD)という二つの病気を指します。近年では著しい患者数の増加が問題となっており、本邦ではUCは20万人強・CDは5万人弱の方が罹患していると予想されています。当科では約130名の潰瘍性大腸炎の患者様と約40名のクローン病の患者様が通院されています。IBDの治療は急激に進歩しており、新規メサラジン製剤、新規ステロイド製剤、生物学的製剤(抗TNF-α抗体製剤、抗IL12/23抗体製剤、抗α4β7インテグリン抗体製剤)、JAK阻害薬、免疫抑制剤などが、ここ数年間で新たに適応となっています。今までの薬物療法や生活・食事療法に加えて、これら新規薬剤を組み合わせることによって、より効果的な治療が可能となりつつあります。当科では、炎症性腸疾患に対する専門チームを有しており、大学病院や近隣の医療機関とも連携しながら、個々の患者様の病態や社会生活に合わせたきめ細かい治療を提供いたします。
――経皮経肝的胆管ドレナージ PTBD
――経皮経肝的胆嚢ドレナージ/穿刺吸引術 PTGBD/A
――経皮的肝嚢胞ドレナージ+癒着術
――経皮的またはCTガイド下膿瘍ドレナージ
超音波観測装置(通常のエコー装置です)を用いて、急性胆嚢炎、胆管炎に対するドレナージ(PTGBA/D、PTBD)、肝膿瘍・腹腔内膿瘍に対するドレナージ術、巨大な肝嚢胞に対する癒着術、肝腫瘍に対する経皮的ラジオ波焼灼療法 (RFA)も実施しています。
各種疾患のガイドラインによる標準的治療を中心に、十分な病状説明を行った上で、化学療法または化学放射線療法を行っています。大半は当院で完結可能で、多数の症例に対し治療を行っております。臨床治験などを希望される場合は神戸大学や県立がんセンターなどに紹介しています。
北播磨総合医療センター消化器センター(消化器内科、消化器外科)では、劇症肝炎など一部の特殊で重篤な疾患を除き、大学病院などに患者を搬送、また内視鏡治療目的で紹介するケースはほとんどありません。地域の患者様が遠い病院への受診を余儀なくされることがないように、この地域内で診断や治療を完結できるよう、消化器専門2次・3次医療機関として可能な限りレベルの高い医療に努めたいと考えています。
消化器内科スタッフは、毎年多数の学会・研究会発表や論文作成を積極的に行い、現状に安穏とすることなく常に最新の知見を得るようにしています。また医療の発展に少しでも貢献するため、他大学や先進施設と共同で実施される「多施設共同臨床研究」に積極的に参加しています。
当科で実施している主な検査・治療(数字は2022年4月~2023年3月の件数) | |
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検査・治療内容 | 件数 |
上部消化管内視鏡(胃カメラ) | 6,504件 |
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ) | 2,852件 |
消化管腫瘍(食道癌、胃癌、大腸癌)に対する 内視鏡的粘膜下層切開剥離術 ESD |
(食道 15件) ( 胃 86件) (大腸 39件) 合計 140件 |
食道静脈瘤治療 EIS/EVL | 37件 |
緊急内視鏡止血術 | 56件 |
内視鏡的胆管膵管造影手技 ERCP (※EST/EBD/EPSなど全てを含む) |
448件 |
超音波内視鏡検査 EUS (うちEUS-FNAなど) |
616件 (61件) |
消化管ステント留置術 | 22件 |
悪性を示唆する特徴を有する膵管内乳頭粘液性腫瘍の予後に関する多施設共同観察研究(令和6年8月19日承認)
内視鏡的大腸粘膜下層剥離術(ESD)におけるmain deviceとしてのハサミ型ナイフ(Clutch Cutter)の有用性についての検討(令和5年12月5日承認)
急性膵炎、慢性膵炎、自己免疫性膵炎の全国調査2021(二次調査)(令和5年11月13日承認)
消化器内視鏡に関連する疾患、治療手技データベース構築(12.0版)(令和5年10月12日承認)
人工知能を用いた潰瘍性大腸炎のステロイド治療効果予測に関する研究(令和5年7月27日承認)
『膵腫瘍に対する超音波内視鏡下穿刺吸引生検(EUS-FNA)後の穿刺経路腫瘍細胞播種(Needle tract seeding)の前向き全国調査』に対するご協力のお願い(令和5年2月17日承認)
『IgG4関連疾患を対象とした長期予後の多施設共同観察研究』に対するご協力のお願い(令和6年3月19日承認)
『膵上皮内癌に特徴的な画像所見に関する多機関共同研究』に対するご協力のお願い(令和4年10月6日承認)
『ERCP後穿孔に対するトラブルシューティングに関する多施設共同後ろ向き観察研究』に対するご協力のお願い(令和4年8月31日承認)
『ERCP関連偶発症に関する多施設共同前向き観察研究』に対するご協力のお願い(令和4年8月1日承認)
『膵腺房細胞癌の実態調査-多施設共同研究-』に対するご協力のお願い(令和4年3月14日承認)
『悪性遠位部胆管狭窄に対するmetal stent留置に伴う合併症に関する多施設共同後ろ向き観察研究』に対するご協力のお願い(令和4年2月9日承認)
『AIを用いた膵癌の早期発見・診断システムの開発』に対するご協力のお願い(令和4年1月4日承認)
『消化器内視鏡に関連する疾患、治療手技データベースの構築9版』に対するご協力のお願い(令和3年12月13日承認)
『IgG4関連疾患を対象とした長期予後の多施設共同観察研究』に対するご協力のお願い(令和3年12月13日承認)
『治療困難因子を有する表在型食道癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術の治療戦略に関する多施設共同研究』に対するご協力のお願い(令和3年11月9日承認)
『免疫チェックポイント阻害剤による免疫関連膵炎に関する観察研究』に対するご協力のお願い(令和3年3月5日承認)
『潰瘍性大腸炎患者を対象とした組織学的リンパ球浸潤レベルとベドリズマブの治療効果の相関性についての観察研究』に対するご協力のお願い(令和2年10月9日承認)
『消化器内視鏡に関連する疾患、治療手技データベース 構築 7版』に対するご協力のお願い(令和2年5月1日承認)
『北播磨総合医療センターにおけるClosing ESD mucosal lid methodの有効性に関する検討』に対するご協力のお願い(令和2年4月3日承認)
『北播磨総合医療センターにおける全結腸観察困難症例に対するバルーン内視鏡検査の有用性についての検討』に対するご協力のお願い(令和2年4月3日承認)
『癌患者の食欲不振や倦怠感に対する人参養栄湯の有効性についての検討』に対するご協力のお願い(令和2年3月6日承認)
『幽門側胃切除術後の残胃に発生した早期胃癌を対象とした内視鏡的粘膜下層剥離術に関する多施設共同の観察研究』に対するご協力のお願い(令和元年9月6日承認)
『総胆管結石に対する内視鏡治療の検討』に対するご協力のお願い(平成30年11月2日承認)
『人間ドック(膵検診)の有用性に関する観察研究』に対するご協力のお願い(平成30年10月17日承認)
『High risk stigmataを有するIPMN経過観察症例の予後に関する研究』に対するご協力のお願い(平成30年6月1日承認)
『消化管ステントの治療成績及び偶発症に対する観察研究』に対するご協力のお願い(平成30年3月14日承認)
『残膵癌の早期発見のための術後経過観察に対する観察研究』に対するご協力のお願い(平成30年3月2日承認)
『総胆管結石症早期診断治療に関するEUSの有用性に関する観察研究』に対するご協力のお願い(平成30年2月19日承認)
『浸潤性膵管癌に対する組織学的診断に対する観察研究』に対するご協力のお願い(平成30年2月19日承認)
『ヘリコバクター・ピロリ除菌後発見胃癌に関する検討』に対するご協力のお願い(平成30年2月19日承認)
『ERCP治療成績及び偶発症に対する検討』に対するご協力のお願い(平成30年2月19日承認)
『LECSの有効性についての検討』に対するご協力のお願い(平成30年2月19日承認)
『内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)についての現状及びデバイスの有用性についての検討』に対するご協力のお願い(平成30年2月19日承認)
『大腸憩室出血に対する治療戦略と、その妥当性に対する検討』に対するご協力のお願い(平成30年2月19日承認)
『原因不明の消化管出血に対する小腸内視鏡検査についての検討』に対するご協力のお願い(平成30年2月19日承認)
『EUS-FNAB/Cの検討』に対するご協力のお願い(平成30年2月19日承認)
『進行・再発胃癌に対するニボルマブ治療』に対するご協力のお願い(平成30年2月19日承認)
『内視鏡的胆管内自己拡張型金属ステント留置後の内視鏡的抜去試行例についての多施設共同後方視的症例集積研究』に対するご協力のお願い(平成29年12月25日承認)
『胆道疾患に対する内視鏡検査(ERCP)に関する臨床研究』に対するご協力のお願い(平成29年3月13日承認)
氏名 | 補職名 | 卒年 | 資格等 |
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大瀨 貴之 (おおせ たかゆき) |
消化器内科部長兼診療科長兼消化器センター副センター長 | 1998 |
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吉江 智郎 (よしえ ともお) |
消化器内科部長 | 2003 |
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林 宏樹 (はやし ひろき) |
主任医長 | 2006 |
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家本 孝雄 (いえもと たかお) |
主任医長 | 2007 |
|
山田 恭孝 (やまだ やすたか) |
主任医長 | 2010 |
|
阿部 哲之 (あべ てつゆき) |
医長 | 2014 |
|
渡部 貴文 (わたなべ たかふみ) |
医長 | 2015 |
|
松浦 史弥 (まつうら ふみや) |
医員 | 2018 | |
山本 優希 (やまもと ゆき) |
医員 | 2018 | |
利倉 暢人 (とくら のぶひと) |
医員 | 2019 |
|
田渕 丈治 (たぶち じょうじ) |
医員 | 2019 |
|
福田 明久 (ふくだ あきひさ) |
医員 | 2019 |
|
山本 侑 (やまもと ゆう) |
専攻医 | 2020 | |
嶋田 侑記 (しまだ ゆうき) |
専攻医 | 2020 | |
小林 慎太郎 (こばやし しんたろう) |
専攻医 | 2021 | |
中野 智行 (なかの ともゆき) |
専攻医 | 2022 | |
吉本 大介 (よしもと だいすけ) |
専攻医 | 2022 | |
椿野 雄貴 (つばきの ゆうき) |
専攻医 | 2022 | |
澤田 素希 (さわだ もとき) |
専攻医 | 2022 |