当院小児科は、三木市・小野市を中心に北播磨地域の一般小児医療の中心的な病院として、子どもの内科的疾患に対応しています。また、急性疾患診療、慢性疾患診療、高次医療機関(兵庫県立こども病院・神戸大学病院など)への橋渡し等を行っています。
現在スタッフ医師は6人で、それぞれが各種専門医・認定医等の資格を有しており、午後に多くの専門外来を設けることが可能となっています。これにより幅広い疾患に対応できるようにしていますので、お気軽にご相談ください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
午前 |
1診 | 1診 | 1診 | 1診 | 1診 |
---|---|---|---|---|---|
2診 | 2診 | 2診 | 2診 | 2診 | |
心身外来 | |||||
午後 |
アレルギーⅠ | 心エコー | アレルギーⅡ | 心身外来 | 腎臓 |
内分泌 | 循環器 | 内分泌 | 小児外科 | 発達行動 | |
予防接種 | 血液 | 心身外来 | 神経 | 乳児健診 | |
発達初診 | アレルギーⅢ |
疾患の種類によっては、当院の他診療科(耳鼻咽喉科・皮膚科・外科など)や高次医療機関とも密接に連携して、最善の医療を提供できるように努めています。
午前外来:一般診療を行っています。上気道炎・気管支炎、胃腸炎などの感染症の患者さん、開業医の先生からの紹介患者さんを中心に2診体制で診療を行っています。紹介状の無い初診患者さんには選定療養費7,700円をご負担いただきますのでご注意ください。予約制ではありませんので原則、受付順に診察しておりますが、患者さんの状態によっては順番が前後することがあります。また、午後外来に予約があっても風邪などの感染症を発症している疑いのある患者さんは午前外来を受診してください(午後外来は感染症患者さんとの接触を避けたい慢性疾患の患者さん、乳児健診や予防接種を受ける赤ちゃんのための外来だからです)。
午後外来:各種専門外来を行っております。全て予約制となっています。
※夜間・休日救急体制:北播磨地域の二次救急(原則としていずれも入院を前提とした紹介患者さんもしくは救急搬送患者さんが対象)を分担担当しています。
※時間外の救急診療は場所を救急外来に移して対応しています。
※外来受診は必ず保護者同伴でお越しください。お子様のみでは受診できません。
てんかん・熱性けいれんなどのけいれん性疾患、神経疾患を中心に神経症状を呈する疾患の相談、検査、治療を行っています。けいれん重積、脳炎・脳症の診療にあたっては兵庫県立こども病院神経内科と連携して対応しています。
1型糖尿病、低身長や成長ホルモン自己注射を必要とする各種疾患、甲状腺疾患、思春期早発症、肥満症(教育入院含む)などの相談、診断、治療を行っています。
1型糖尿病に対しては持続皮下インスリン注入(インスリンポンプ)、持続グルコースモニタリングの導入に対応しています。
先天性代謝異常(新生児マススクリーニング異常など)については高次医療機関と連携して対応しています。
小児心身症を専門とする医師が担当します。心身に負担を抱えて悩んでいる子どもの相談、検査、治療を行っています。
運動や言語などの発達に遅れを持つ子どもや、自閉症・注意欠如多動性障害などの発達障害を持つ子どもの相談、診断、治療を行っています。小野市保健センターや発達支援室等とも連携可能であり、保護者からの要望に応じて学校の先生や放課後等デイサービスのスタッフを交えた面談も行なっています。
また遺伝子異常など稀少疾患については神戸大学附属病院や兵庫県立こども病院などと連携したり、深刻な行動上の問題については児童精神科へ紹介させていただくこともあります。
アレルギー、心疾患、重度心身障害など基礎疾患があり厳重な観察が必要な子どもの予防接種を行っています。
血友病、血小板減少性紫斑病など子どもの血液疾患の相談、検査、治療を行っています。また当院は令和元年11月1日より、 近畿ブロック小児がん連携病院(類型(3))に指定されました。地域の小児がん患者の長期フォローアップを行うとともに、総合病院である当院の特長を生かして、成人診療科へのスムーズな移行を図ります。
気管支喘息・食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎など、子どものアレルギー疾患の相談、検査、治療を行っています。アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎はそれぞれ皮膚科、耳鼻咽喉科とも連携して対応しています。より高度な診療が必要な場合は、兵庫県アレルギー性疾患医療拠点病院である兵庫県立こども病院や神戸大学医学部附属病院等への紹介も行っています。
小児外科疾患を専門とする医師が担当します。鼠径ヘルニア、慢性便秘症、漏斗胸など外科治療が必要な疾患の相談、検査、治療を行っています。
小児循環器専門医が担当します。先天性心疾患のフォローや心臓健診後の精密検査など心臓疾患の相談、検査、治療を行っています。
川崎病後の経過観察を中心に小児循環器専門医と協働して相談、検査、治療を行っています。
3歳児検尿・学校検尿の異常(血尿・蛋白尿)、慢性腎炎、ネフローゼ症候群、夜尿症など子どもの腎臓疾患の相談、検査、治療を行っています。腎生検、透析治療、外科手術が必要な症例に関しては神戸大学医学部附属病院小児科、兵庫県立こども病院腎臓内科・泌尿器科と連携して対応しています。
臨床心理士が担当します。心理発達検査などを行っています。
感染症の患者さん、易感染性の患者さんは原則個室入院で治療を行い、早期の治癒退院を目指します。感染症以外の疾患の患者さんの治療入院、検査入院、教育入院なども必要に応じて個室での診療を行います。
当院における拡大新生児マススクリーニング検査同意取得率の検討(令和6年7月18日承認)
先天梅毒診療の手引き改正を目的とした妊婦梅毒及び出生児の梅毒診療実態の全国調査(令和6年5月21日承認)
『IgA血管炎におけるXⅢ因子活性と臨床経過の関連に関する検討』への協力のお願い(令和5年2月3日承認)
『発熱性尿路感染症における腎腫大と腎予後との関連の検討 Multicenter retrospective cohort study』に対する協力のお願い(令和2年8月7日承認)
氏名 | 補職名 | 卒年 | 資格等 |
---|---|---|---|
川崎 圭一郎 (かわさき けいいちろう) |
小児科部長兼診療科長 | 1990 |
|
富永 健太 (とみなが けんた) |
小児科部長 | 1999 |
|
竹中 佳奈栄 (たけなか かなえ) |
小児科部長 | 2002 |
|
松野下 夏樹 (まつのした なつき) |
主任医長 | 2006 |
|
山本 寛子 (やまもと ひろこ) |
主任医長 | 2007 |
|
德田 央士 (とくだ おおし) |
主任医長 | 2008 |
|
山辺 ゆかり(やまべ ゆかり)
《資格》日本小児科学会小児科専門医
《専門》小児科一般、小児心身症
久野 克也(ひさの かつや)
《資格》日本外科学会外科専門医、日本小児外科学会小児外科専門医
《専門》小児外科疾患
田中 司(たなか つかさ)
《資格》日本小児科学会小児科専門医、日本小児神経学会専門医
《専門》小児科一般、小児神経疾患
北角 英晶(きたかど ひであき)
《資格》日本小児科学会小児科専門医
《専門》小児科一般・小児腎臓疾患