外科、消化器外科、乳腺外科が担当する疾患は、食道癌、胃癌、大腸癌、肝癌、胆道癌、膵癌などの消化器の悪性疾患、胆石症、鼡径ヘルニアなどの腹部良性疾患、虫垂炎、腸閉塞、消化管穿孔、腹膜炎、出血などの腹部救急疾患、乳癌などの乳腺疾患で、年間600例以上の手術を行っています。
月曜から金曜まで毎日の定期手術に加えて、24時間体制で緊急手術にも対応しております。
消化器悪性疾患(食道癌、胃癌、大腸癌、肝癌、胆道癌、膵癌など)
消化器良性疾患(胆石症、鼡径ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニア、虫垂炎、憩室炎、腸閉塞、消化管穿孔、腹膜炎、消化管出血など)
乳腺疾患(乳癌、乳腺良性腫瘍など)
その他(腹部外傷、マムシ咬傷など)
内視鏡外科手術を積極的に導入しています。
外科、消化器外科、乳腺外科では、腹腔鏡下手術、胸腔鏡下手術などの内視鏡外科手術を積極的に導入するとともに、消化器内科と連携し、消化器癌に対しては、ガイドラインに基づき、進行度に応じた治療を行っています。
消化器内科、放射線科、病理部と毎週合同のカンファレンスを開催し、症例を検討、治療方針を決めています。
以前は、食道癌、胃癌、大腸癌などの消化管の癌では、どのような進行度の癌でも、画一的な手術による治療が行われていましたが、近年、治療手技の進歩により、早期癌の一部では、外科的手術ではなく内視鏡治療(内視鏡的粘膜切除EMR,内視鏡的切開剥離ESD)で根治可能となっています。また、手術では、通常の開腹手術だけではなく、低侵襲な腹腔鏡下手術によっても治癒可能となっています。北播磨総合医療センター外科・消化器外科においては、日本内視鏡外科学会技術認定医の資格を有する部長以下、積極的に、かつ、安全に内視鏡外科手術を行っております。
胆石症、急性虫垂炎、胃粘膜下腫瘍などの良性疾患に対しては、さらに、傷の小さな単孔式内視鏡外科手術を行っております。通常の腹腔鏡下手術では、1cm前後の傷が3ないし4個つきますが、単孔式では、臍部の1ヶ所の傷のみで、数週間もすれば、ほとんどわからなくなります。
また、高度な侵襲となる食道癌手術においても、術後合併症を軽減するため、積極的に内視鏡外科手術を導入し、大きな開胸、開腹をすることなく、胸腔鏡下に食道切除、腹腔鏡補助下に再建術を施行可能となっています。
虫垂炎などの良性疾患では臍部の1ヶ所の創のみで手術を行っています。
術後2週間くらいで、創はほとんどわからなくなります。
北播磨総合医療センター外科・消化器外科は、患者さんを第一義に考えた診療を心がけ、患者さんに日々進歩する医学の情報を提供するとともに、チームとして、他科とも連携し、医療技術の向上に努めております。
当院は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)の外科手術・治療情報データベース事業に参加しています。
この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。この症例登録は、厳重な個人情報管理の元で、患者さんご自身から直接同意をいただかずに実施されますが、登録の拒否などの権利も合わせて以下に掲載させていただき、お知らせいたします。
一般法人社団National Clinical Databaseの略称で、良質な医療の提供を目的に、わが国の医療の現状を把握するために立ち上げられたものです。このたび日本全国の外科系施設における外科症例の全数把握を目的としたデータベース事業を開始することになりました。
外科、消化器外科、乳腺外科では食道癌、胃癌、大腸癌、肝癌、胆道癌、膵癌などの消化器の悪性疾患、胆石症、鼡径ヘルニアなどの腹部良性疾患、虫垂炎、腸閉塞、消化管穿孔、腹膜炎、出血などの腹部救急疾患、乳癌などの乳腺疾患等、一般外科から高難度の手術までさまざまな領域の外科疾患を経験することができ、心臓血管外科、呼吸器外科とも連携して、外科専門医取得に必要な臨床経験を積むことが可能です。
また、内視鏡外科手術を積極的に導入しており、内視鏡外科学会技術認定医の指導のもと、実際に手術経験を重ねることができます。
外科、消化器外科、乳腺外科では、食道癌、胃癌、大腸癌、肝癌、胆道癌、膵癌などの消化器の悪性疾患、胆石症、鼡径ヘルニアなどの腹部良性疾患、虫垂炎、腸閉塞、消化管穿孔、腹膜炎、出血などの腹部救急疾患、乳癌などの乳腺疾患等、一般外科から高難度の手術までさまざまな領域の外科疾患を経験することができます。
月曜から金曜まで毎日の定期手術に加えて、24時間体制で緊急手術にも対応しており、年間600例以上の手術を行っています。
また、術前術後カンファレンス、消化器内科、放射線診断科、病理診断科など他科との合同カンファレンスも行っており、診断から治療まで、症例を通じて、研修することが可能です。
S状結腸癌及び直腸癌RSと診断し手術を施行した患者さんの診療情報を用いた臨床研究に対するご協力のお願い(令和3年8月6日承認)
食道癌手術を施行した患者さんの診療情報を用いた臨床研究に対するご協力のお願い(令和2年1月10日承認)
大腸癌術前化学療法後切除標本を用いた免疫チェックポイント分子及び癌関連遺伝子異常のプロファイリングの研究(KSCC1301-A2)に対するご協力のお願い(平成30年11月2日承認)
急性胆嚢炎と診断し手術を施行した患者さんの診療情報を用いた臨床研究に対するご協力のお願い(平成29年6月19日承認)
腹腔鏡下大腸切除術を行った患者さんの診療情報を用いた臨床研究に対するご協力のお願い(平成29年7月14日承認)
胃がんによる胃出口狭窄症に対する治療法の実態調査(平成29年9月14日承認)
氏名 | 補職名 | 卒年 | 資格等 |
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中村 哲 (なかむら てつ) |
外科診療部長兼外科、消化器外科、乳腺外科部長兼 先端医療センター長(低侵襲手術部門)兼がん総合診療センター長兼患者総合サポートセンター長兼診療科長兼消化器センター長 |
1994 |
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岡 成光 (おか しげてる) |
外科、消化器外科、乳腺外科部長 外来化学療法センター副センター長 |
1992 |
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松本 拓 (まつもと たく) |
外科、消化器外科、乳腺外科部長 | 2000 |
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御井 保彦 (みい やすひこ) |
主任医長 | 2005 |
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清水 貴 (しみず たかし) |
主任医長 | 2010 |
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石田 苑子 (いしだ そのこ) |
医長 | 2012 |
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山崎 悠太 (やまざき ゆうた) |
医長 | 2013 |
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横田 雅治 (よこた まさはる) |
専攻医 | 2020 | |
河口 恵 (かわぐち めぐみ) |
専攻医 | 2020 | |
西川 大志 (にしかわ たいし) |
専攻医 | 2020 | |
緒明 碩 (おあき ひろし) |
専攻医 | 2021 | |
吉田 星也 (よしだ せいや) |
専攻医 | 2022 | |
冨永 晴香 (とみなが はるか) |
専攻医 | 2022 |