脳卒中・神経センターでは脳卒中(脳梗塞・一過性脳虚血発作・脳出血・くも膜下出血)、頚動脈狭窄などの脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、てんかんなどの機能障害、パーキンソン病・脊髄小脳変性症・運動ニューロン病・認知症などの神経変性疾患、重症筋無力症・多発性硬化症・ギラン・バレー症候群・多発性筋炎などの免疫疾患、末梢神経疾患、脊髄・脊椎疾患、髄膜炎・脳炎などの感染性疾患など、さまざまな脳・脊髄・神経疾患の診療を専門的に行っています。
脳神経内科、脳神経外科、リハビリテーション科が密に連携し、毎朝合同回診を行い、一つの疾患に対して内科的、外科的双方よりアプローチして総合的に診療にあたっています。
当院では脳卒中治療を積極的に行っており、特に発症4.5時間以内の超急性期脳梗塞に対しては血栓溶解療法(t-PA療法)を行い、血栓溶解療法の不成功例や非適応例で発症8時間以内の脳主幹動脈閉塞症例に対しては機械的血栓回収療法を行っています。その後の急性期治療およびリハビリテーションもストローク・ケア・ユニット(SCU)を中心とした専門病棟で行っています。
緊急性のある脳疾患に迅速に対応するため、当院では脳神経内科医、脳神経外科医が夜間・休日を含めて24時間体制で初期治療から直接対応する体制を整えています。
脳神経内科、脳神経外科、リハビリテーション科