特徴
1 総合病院としての特徴
当院では総合病院として循環器内科、心臓血管外科の両者を標榜しています。北播磨地区および神戸市北区・西区においてこの両診療が常勤医により24時間体制で運用されているのは当院だけです。また、放射線診断科(血管治療・画像診断)、形成外科(創傷治癒)などとも綿密に連携し、循環器疾患の診断と加療に当たっています。総合病院の特性を活かし、あらゆる循環器疾患およびその合併症に対応しています。他の診療科との連携もよく、他臓器の疾患を有している患者さんも安心して診療を受けることができます。
2 循環器疾患の治療と診断のための設備
当院では新設病院であることと、広い敷地面積を有する特徴を活かし、循環器疾患の診断と治療のための数多くの設備を所有しています。最新式の心血管造影装置を備えた心臓カテーテル専用の血管造影室、血管造影装置を併設したハイブリッド手術室に加え、心血管病を短時間で診断する多列CT(Multi Detector Computed Tomography: MDCT)、最新式の心臓シンチグラフィー装置や心臓エコー検査装置、心疾患対応のMRI装置、心肺機能テスト用装置(CPX)などです。これらの最新式の診断/治療装置により、最先端の診断と治療を提供します。24時間365日緊急対応が可能です。
3 循環器病疾患の専門医による活動
当院では循環器内科、心臓血管外科とも十分な経験を有した各分野の専門医が中心となり診療に当たっています。また、日本全体や海外での学会・研究会での発表なども積極的に行っています。これに加えて昨年11月、本年3月と2回にわたり、日本の著明な循環器専門医を当院にお招きし、おもにカテーテル治療の実技による研究会(ライブデモンストレーション)を開催しました。この会では関西一円の循環器専門医の先生方多数のご参加をいただきました。新設病院ではありますが、当院循環器センター部門の知名度を全国的にも着実に上げていく努力をしています。
関連診療科
循環器内科、心臓血管外科、放射線診断科、形成外科、救急科
センター長、副センター長
センター長
山 田 愼 一 郎 内科診療部長、循環器内科部長
副センター長
森 本 喜 久 心臓血管外科部長