北播磨総合医療センターは北播磨圏域の急性期医療を担う中核病院として、神戸大学の提案のもと、三木市民病院と小野市民病院が統合した総合病院です。
令和6年4月現在、34の診療科と450床の病床を有しております。令和5年3月より、業務過重となっている看護師等の職員の負担を軽減するため、2病棟閉鎖を行っておりましたが、看護師の離職者の抑制と経験者、新卒者の採用人数の増加によりまして、看護師確保に一定のめどが立ったため、令和6年3月から1病棟を再開いたしました。利用者や地域の医療機関の皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、残りの1病棟の再開について、早急に対応してまいりますので、ご理解とご協力の程お願いします。
当医療センターの理念を具体化するための基本方針の一つに「安全で、より質の高い医療を提供する」と掲げております。患者さんにとってより質の高い医療を安全に提供するために、国の医療上の重要項目である、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病対策に加え、救急医療、小児医療、周産期医療の充実を目指しております。令和5年には、厚生労働省より「国指定地域がん診療連携拠点病院」に指定され、北播磨圏域において専門的ながん診療を行っております。
また、地域医療の機能分化や連携の推進の中心的役割を果たすため、病院棟の増築・改築を行い、医療機能の更なる強化、感染症対応、地域連携部門の拡充を図ってまいります。 今後も、マグネットホスピタルの実現を目指して、地域の皆様がより安心して治療や看護を受けられるよう、職員一同努めてまいりますので、ご支援を賜りますようよろしくお願いします。