最新の医療機器で、高度で質の高い医療を提供
内視鏡手術支援ロボット(ダヴィンチ)
内視鏡手術支援ロボット(ダヴィンチ)は、優れた3D(三次元)高解像度画像、極めて巧妙な動き、そして高い精度と操作性を持つ遠隔操作型内視鏡下手術装置です。また、患者にとっては、腹部にわずか1-2㎝の小さな穴を複数開けるだけという低侵襲(患者への負担が軽い)の外科手術を最適に行うことができます。
リニアック (放射線治療器)
放射線治療装置(リニアック)は、エックス線や電子線などの放射線をがん細胞へ照射し、がんなどの治療をする機器です。放射線治療は、手術のように傷跡が残らず、また体への負担が少ないので、高齢者や合併症があって手術が受けられない方でも治療できます。
PET-CT
PETは、がんに集まりやすい性質を持つ薬剤を体内に投与し、がんを発見します。CTは、臓器などの形状を鮮明に映し出します。2つの機能が一体となったPET-CTは、がんの性質や形状、場所を画像として正確に確認することができ、がんの悪性度の診断も可能です。
3.0T(テスラ)MRI
MRIは、磁場と電波を用いて体内などの画像を撮影する機器です。3.0T(テスラ)MRIは、従来の1.5T(テスラ)MRIと比べて飛躍的に信号強度が向上しますので、より短い検査時間で高精細、高画質の画像を描出できるようになります。
※ T(テスラ)とは、磁場の大きさを示す単位。
バイプレーン血管造影装置
血管造影装置は、主に動脈等の中にカテーテルを挿入し、造影剤を流し、心臓や腹部の血管内を検査する機器です。今回導入の機器は、フラットパネルによるフルデジタルイメージングで高精細な画像を描出します。また、2方向同時撮影による造影剤の使用量の低減、検査効率を高めます。
CT撮影装置(256列)
CT撮影装置(Computed Tomography)は、X線を使い身体を輪切りにして画像にする検査機器です。当院の最新機器は、16cmの範囲を0.28秒の高速回転で撮影することできるため、息止め時間が短くなり、お年寄りや小児の方も安心して検査を受けることができます。
呼び出し・自動精算システム
少しでも、待ち時間のイライラ感を緩和するため、呼び出しシステムを導入します。これにより、待ち時間を有効に活用することができます。
手順
- 受付で、「呼出機」を渡します。
- 診療の順番に近づくと、「呼出機」がアラーム音と文字でお知らせします。
- 診療・検査などすべて終わりましたら、4番の会計窓口に緑のファイルと呼出機を提出し、外来受付票を受け取ってください。
- 会計計算が終わりましたら、会計表示板に受付番号が表示されますので、自動精算機で診療費の支払いをお願いします。
屋上へリポート
救急の受け入れ態勢の充実、強化を目的に、屋上にヘリポートを設置。病気やケガをした救急患者の受け入れや大規模災害の発生によって交通網が遮断されて場合でも、迅速な受け入れができます。
なお、現在の兵庫県消防防災航空隊が運行するヘリコプター(全長13メートル)の離着陸はもちろん、大型ヘリコプター(全長17メートル)の離着陸にも対応しています。