当医療センターでは、以下に示す「輸血療法の実施に関する指針(改正版)」および「血液製剤の使用指針(改正版)」に則り、患者さん・ご家族に説明を行い、同意をいただいた上で、安全で、適切な、輸血治療を行うように努めています。
(1)輸血療法の必要性について十分説明し、同意を得た上で説明書・同意書を作成し、控え(コピー)を患者に手交し、原本は電子カルテにスキャン後、患者ファイルに保管する。輸血の同意が得られない場合は、原則輸血をしてはならない。
(2)輸血をしない場合に予測される経過・予後、代替可能な他の方法とそれに伴う危険
(3)使用する血液製剤の種類と使用量
(4)輸血に伴うリスクと合併症治療
(5)副作用・感染症救済制度と給付の条件
(6)自己血輸血の選択肢
(7)感染症検査と検体保管
(8)投与記録の保管と遡及調査時の使用
(9)その他、輸血療法の注意点
「輸血療法の実施に関する指針(令和2年3月一部改正版 厚生労働省医薬・生活衛生局血液対策課)」
「血液製剤の使用指針(平成31年3月一部改正版 厚生労働省医薬・生活衛生局)」